プロってなんだ?

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4月の終わりに買ったシューズが
ボロボロになったのだそう。


足の成長が著しくて
小さい頃から靴が悪くなったことがほとんどないので
大事な道具なのに扱いが悪かったのかと思って
なかなか言えなかったのだそう。
実は、9月にはもう破れてたらしい。


早く言えよ…w


今日は珍しく午前中2人とも休みだったので
早速スポーツ用品店へ。
大きなお店だけど、店員さんがあんまり親切じゃないから
あんまり行きたくないのよねー。
でも、在庫が多いとこじゃないと、何度も行けないし…


ほぼ朝一で到着したら売り場には気合いの入ったお兄さんがいました。
「さぁー、みなさんも一緒に声出してくださいよ。『いらっしゃいませー!』」


接客研修をする身としては「いらっしゃいませ」がいいとか悪いとかは置いといて、ここの若い社員さんは元気がいいなーと好感を持ちました。

 

今履いているモデルが気に入っていたらしく、色違いでサイズアップすると決めていたからすぐに終わるはずでした。


「これの28センチありますか…?」


ユウさんが話しかけたのは、さっきの気合いの入った店員さん。
ユウさんと店員さんのやりとりを、一歩離れたところからみることに。


「いやぁ、ないっすね…」


パパッと在庫を見て、淡々と言ってのけた。
横には、分かりやすくがっくり肩を落とすカピバラ

なんだ、やっぱりか。


「取り寄せとかできます?」


見守るつもりが、咄嗟に口を出してしまった。


「もちろんできます。1週間くらいかかりますが…」


普通だな。
まぁ、いっか。


と、思ったのは間違いだったことに、この後で気づきます。


「例えば…どんなのお探しですか?今このお取り寄せするモデルだと、〜〜なのが特徴だから、それでいうと似てるのがこれになります。リベロとか…」

ん?ちょっと待って?
ポジションによって靴って違うの?


「いや、バレーの場合はそこまで違わないっすね。高く飛びたいとかなら、こういうの、みたいのはあります。」

いやね、4か月で穴あいちゃったって言うんだけど、靴が合わないのか、動き方が悪いのか分かります?


「どこにあきました?あぁ、ここか。これは、ただの消耗です。メッシュになってるでしょ?これは、こう言う動きに対してこうやって靴に負担がかかるから〜〜〜(ウンタラカンタラ)」


その後は、わたしの投げつける質問に、全て的確に答えてくれました。
それも、事実はこう、自分の意見はこう、とちゃんと分けて。


で、靴には随分いろいろな機能があるということを知った2人。
そうだよね…道具って、靴だけだもんね。大事だよねー!

「ところで、今何年生? え?中1ですか。なら、これがいいです。機能性を求めるのはまだ早い。まずは、身体をつくって、動くことに慣れるのが大事だから。
もし万が一、身長がもう伸びないってことになったら、その体格を生かした選手になればいいんだから、今は一生懸命練習してね。
あと、お母さん、靴は消耗品だと思っていただいて…」


もっと上の学年だと思っていたらしく、違うと分かった途端に改めて的確なアドバイス


なにこの人。
パソコン買いに行った時に遭遇するとありがたい人みたいに、靴のこと知り尽くしてるじゃん♡



当然、バレーですって答えを期待して聞いた。
お兄さんは何のスポーツをされてるんですか?

「自分は、野球っすね!」

は?( ゚д゚)…野球?


「はい、でも今、バレー、バスケ、サッカー、野球の売り場を担当させてもらってるので、全部サークルとか入って勉強してます。自分学生なんですけど。」


え?( ゚д゚)…学生さん?社員じゃなくて?



もぉね、この店は、来たるべき時には、この子を絶対に高待遇で社員にしないとダメだと思う!!


学生バイトなら、
あの時「ないっすね。取り寄せは1週間かかります」で終わるのが普通と思っていた自分が恥ずかしい。



たとえバイトでも
売り場に立つ以上、お客さんに何を聞かれても大丈夫なように勉強する。


働き方はバイトだけど
彼は紛れもなくプロです。



また、次の時も間違いなくこの店でシューズを買います。

接客とは、そういうもの。

最強とは!?

「最強のコロンをお願いします」

とおっしゃったのは、もう数年にわたって定期的にオリジナルのコロンをご注文くださるお客様。

従業員さんもたくさんいらっしゃる会社の経営者さまで、スポーツ万能、素敵な趣味もあって、わたしから言わせてもらえば「あなた自身が『最強』ですけど!!!!!」という感じ。

しかも「欲張りだけど、よろずにおいての最強」と。

これ以上、強くなってどうする??
鋼のような肉体を持ち
頭脳も明晰で
そのうえとぉーーーっても優しい・・・。

だから、何度も言うけどあなた自身が最強じゃん!!!!!

・・・・・・・・

はて・・・。
ちょっと困りました、わたし。
どうしたらいいんだろう?


最強ってなんだろう???


・・・・・・・・


Tsumugiのお客様は、圧倒的に経営者か個人事業主が多いです。
それは、資金に余裕があるということよりも、それ以上に
「自分をケアすることに予算を割くことが必要」という考えを
しっかり持っていらっしゃる方が多いからだと思います。

たかが「ニオイ」じゃないんですよね。
だって、嗅覚って五感のうちのひとつなのですから、
最低でも感覚の20%を占めているわけですよ。

大切な20%が、快か不快、どちらがいいですか?

わたしなら、その20%を、全力で100%近くの「快」いや「幸」にします♪


・・・・・・・・


話しを戻して…「最強」とは。

どんな時に自分が最強になれるのか、考えました。

パワーの強い香りはたくさんあります。
薫り立ちが強い香りもたくさんあります。

でも、そういうことじゃない気がしてました。最初から。


こんな時は、もう聴くに限ります。
お客様のチャクラの状態をチェック。
そうすれば、問診などせずとも、凡そのことは分かります。
(これまで、何千人も診て培った、技術…というか、感覚ですかね。)


すると・・・
ビックリするほどにアンバランス!!!
というか、閉塞状態!!!!!

え?なんでなんで?

他の方ならともかく
このお客様にあるはずもない!というほどの状態でした。

あんなにエネルギッシュな方なのに、この状態なに?なんなの?


エネルギーは確かに満ちているんだけど
満ちすぎて動けない状態とでもいいましょうか。
これ、普通のひとだったら多分、起き上がれないようなレベル。


そうか…だから、最強を!なんておっしゃったんだ。
もっと強く、もっと強くと思われたんだ。
そう、気づきました。

 

・・・・・・・・


一番最強な時って、どんな時でしょうか?


それは、ひとつは、両手が空いているときじゃないかと思うのです。


両手が空いていたら、必要なものをすぐに手に持つことができます。

また、誰かと手を組むことができます。

両手が空いていれば、モノを持っていなければ

速く移動することができます。

渡されたものを、その瞬間に受け取ることができます。

それって最強じゃん!!!!!


・・・・・・・・


身に纏い過ぎたものを、ちょっとだけおろしていただいて

身が軽いことが一番ラクで、強い!…という感覚を思い出していただけるような

そんな、浄化に特化したブレンドに仕上げました。

お客様の最強が、さらに柔軟で、力強くなりますように☆


・・・・・・・・


その方その方によって、性格や、生活や、環境がちがうように
エネルギーの状態も違いますし、今回のように「最強」の定義も違います。


だからパーソナルケアが必要だし、
わたしはパーソナルケアが大好きです。


決してスピリチュアル一色にならないように気を付けつつ
数値にも見た目にも表れない、心身の状況をしっかり把握して
不調を改善したり、目的に向かっていくメンタルを調えて行きましょうね♡

 

 

=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・= 

Tsumugi

~香りで人と空間を調える パーソナルアロマケアの専門家~

=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=

 

メディカルアロマセラピストとして15年の活動の後、エネルギーケアを専門に。
これまで5000件以上のセッションやご相談を承る中で気付かされたのは
『最も大切なことは調和である』ということでした。
 
身体の調和と心の調和はともに引き上げ合い
心の調和と肌の調和もともに引き上げ合い
また、環境の調和は精神の調和に繋がります。
 
闇雲に『上げる・高める』よりも、まずは同じ調子に調え、常にいつでも戻ることができるフラットな状態、『基準』を明らかにすることが先決です。
 
そしてそこから、いかに飛躍していくかをデザインし、体調、メンタルを『香り』を使ってケアして行きます。
 
それが、紬のパーソナルアロマケアです。
人の悩みは千差万別。
マニュアルに沿った通り一遍のセッションでは決して、解決や満足は得られません。
だからこそ
あなたの毎日に寄り添えるような、パーソナルケアをご提案します。

《こんな方々にご利用いただいております》
・体調を整えて健康的な毎日を送りたい
・日常おきるちょっとしたトラブルには、薬に頼らず自分で対処できるようになりたい
・肌の調子を整えて第一印象をよくしたい
・波動を整えて仕事運をよくしたい
・香りでセルフブランディングをしたい
・目標に向かってメンタルを整えたい
・組織の魅力アップを図りたい
・オリジナルの香り商品を開発したい
・思い出の香り製品を再現してほしい

 

香りのことならどんなことでもお気軽にご相談ください(*^^*)

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必要なのはきっと、ほんの少しの覚悟だけ。

一昨年の12月、『紬』に屋号を変更して1年半が経ちます。

 

あの時の勇気は自分の中で、結構なものだったけど

 

そのおかげで、長閑の時代には想像もできなかったようなお仕事をいただいたりして

 

わたしのしている仕事もほんの少しずつは理解をいただけるようになりました。

 

沢山の方とモノづくりをする関わりの中で、

 

わたし自身がある意味こだわり過ぎてきたことに気づけたり

 

既成概念や、この世界の伝統的な手法や、いろいろな言い訳を捨てて

 

とりあえず感じたままに表現したり、完全に理解しきれないものを正解とすることを

 

この1年半でじっくり学んでいます。

 

 

 

ところがこの半年は、わたしの想像力のはるか彼方を行くような出来事が起こったり

 

いい意味で耳を疑うようなお話をいただいたりしていて

 

くれぐれも自分が暴走しないように、何にも偏らないようにいなければ…

 

と、必死で平静を装っていたかもしれません。

 

そんな時、今月に入ってある人の投稿に胸を撃たれました。

 

「自分のクリエイティヴィティは 作りたい 作りたい と、とにかく常にうずうずしてる」

 

なにその素直過ぎる言葉!!!

 

自分の今置かれている立場とか、状況とか、締め切り具合とかを全部含め


今なのかどうか、一晩悩んで連絡しました。
メールを打ちながらも、正直自信がなかった。


今なのかどうか。

 

 

「まゆみちゃん、Tsumugiのロゴを作っていただけませんか?」

 

 

唐突なお願いに、恐らく女神スマイル全開で応えてくれたのはMayumi Imasakaさん。

 

これまで、一緒にお仕事させていただいたことは何回かあるのですが、

 

わたしが、わたしのためにお願いするのは初めて。

 

 

「まだ早いんじゃない?」

 

って、自分の中の小さくて弱いスヤマが言います。

 

「でも、だったらいつになったらいいのさ?」


と心の底から絞り出した質問に

小さなスヤマは答えることができませんでした。

 

・・・

 

今お願いして本当によかったと思ったことは

 

自分のやりたいこと、在りたい姿、目標、紬に対する想い…を

 

自分の中でひとつひとつ、明確にすることができたことです。

 

大概のことは何でもできるから、頼まれたことは何でもいたします。

ただし、わたしの想いとつながることなら。

 

(この、後半部分を今まで決して言えなかったのです。

就職試験の失敗を取り戻すために、仕事は絶対断らない…という、

強すぎるこだわりがあったから。

 

でも、もういいでしょう。十分やってきたでしょう…と、

ようやく思えるようになったから。だからようやく言えるようになりました。)

 

 

そうやって、ひとつひとつ自分に向き合っているうちに

 

まゆみさんはロゴのデザインをしてくれながら、


まるでどんどんTsumugiをくっきりさせていくような

 

気の遠くなるような作業を繰り返し繰り返ししてくださいました。

 

 

のろのろしか進めないわたしのことをじっと待ってくれて

 

細かなこだわりにもとことん付き合ってくれて

 

ようやくようやく、完成しました!!!

 

(いや、実際にはまゆみさんの作業スピードはめちゃめちゃ速かったです!)

 

 

長くなっちゃったので今日はとりあえずお披露目だけ。

 

また改めて、ロゴに込めていただいた細かいこだわりとかを、書こうと思います。


・・・

 

「いつか、Tsumugiのロゴが欲しい」

 

この「いつか」も、ほんの少しの覚悟で「今」になりました。

 

今、忙しいから、いつか。
今、まだぺーぺーだから、いつか。
今、まだ誰にも知られてないから、いつか。

 

 

この先、どう転がっても私がヒマになることはありえません。

この先、どれだけ経験をつんだら調香師として揺るぎない自信しかなくなるのでしょうか?

この先、誰からも知られる人になるときは来るんでしょうか?いやむしろ、認知度とか今どき必要あります?

 

わたしの中の小さくて弱いスヤマが、今ではそう答えるようになりました。

 

Shreem Design.今坂真由美さんに、心からの尊敬と、感謝を♡

宝物を、ありがとうございました。大切に、大切にします。

 

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大切なPSブレスは定期的なメンテナンスをお勧めします。

お客様の元からメンテナンスのために帰ってきたブレスたちを、キレイに調え直しました。


一旦バラバラにして、洗える石は洗って、水につけられない石はその他の方法で浄化。
もう使えそうにない石を外して、新しい石と交換して、改めて組みなおします。
お客様によっては、お預かりした時とお返しする時でガラッと変わることも。
お任せいただけるのは、本当にありがたいです。

・・・

もう私、ほとんど病気だと思うのですが、電車に乗っていたりして、他人が明らかにダメなブレスをしているとほとほと残念に思います。
これがお店のお客様とかだと「ちょっと貸してください」といって即席で浄化しちゃう。←迷惑なヲタク。

 

逆に、すごくいいブレスをされていると「いいのされてますね♡」と声をかけちゃいます。←やはり迷惑なヲタク。

 

この場合の「いいの」というのは、高価な石や珍しい石や、変わったデザイン・・・では決してなく、「あなたととても調和してますね」ということなんです。
どんなに高価な、また、どんなに強力だと言われる石でも、その人にとって要らないものをくっつけているのは、むしろマイナスです。

 

この前ふと目に止まった、情報番組のコメンテーターが「これでもか!」とばかりにアクセサリーをジャラジャラつけていて、今どき居ない貴重な存在だなぁ・・・と思ったのですが、そんな時代をまだ引きずっているのか、本当に必要だと思って増えていったのか、とにかく自分の姿はちゃんと他人目線で観ようと誓った朝でしたww(話がちょっとズレた。)

・・・

よくあるご相談ですが、「昔買ったブレス、もう使わなくなったから作り直せる?」は、スヤマめちゃめちゃ喜びますので、ぜひお預けいただきたいです(*^^*)
ただし、石に関しては香りと同様、かなりストレートに言いますので
「これ、偽物です」とか、「これ、もう死んでます」
と言われても傷つかないようにお願いしますww

 

最後に・・・
シリコンゴムで組まれたパワーストーンのブレスレットは
半年から長くても1年の間に必ずシリコンゴムの交換をなさってくださいね。
ゴムが切れて大事な石が飛び散っては残念過ぎます。
毎日使っても、たまにしか使わなくても、シリコンゴムの劣化のスピードはさほど変わりません。早めのメンテナンスをお勧めします♪

 

 

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小さな人々から学ぶこと。

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毎年、5月の放課後学級は
1年生希望者全員ご招待日と
2年生以上の通常講座の二本立て。

 

1年生に「アロマテラピーを教える」のは
わたしの技術ではとっても難しいので

 

「レモンのすっごいヒミツ知りたい人おいでー!!!」
と言って誘い出しますw

 

レモンの、あの酸っぱい香りはどこに隠されているのか?

 

半分にカットして果肉のニオイを嗅いでみたり
皮をむいてつぶしてみたり。

「てがべとべとするー!!!」

果皮を指でつぶすと、果皮に含まれる油包がつぶれて黄色い液体が手につきます。
それが香りの正体だとわかると、みんなビックリ。

 

今度は、校庭の隅に生えていたクローバーをむしって
まずはそのままニオイを嗅ぎます。

 

べつに、なんのニオイもしないよね。

 

次に、一旦ギュッとにぎりつぶしてからニオイをかぐと

「なんか、はっぱのにおいするー!!!」

 

そうそう。
葉っぱの裏にあるニオイのカプセルがはじけてはじめて
葉っぱのカオリがするんだよ。

「すごーい!!」

 

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4年生のお姉さん3人がお手伝いしてくれました。

・・・

 

わたしが目指す、「公立小学校での嗅覚教育」というのは
なにもメディカルアロマテラピーを教えたいわけではなくて
つまりはそういうこと。


嗅覚を刺激するってことは
精油を使うことだけじゃない。
アロマテラピーっていうのは、芳香療法と訳されるから
香りを使って心や身体のケアをすることなのですが

 

日々の暮らしのなかにある「ニオイの感覚」を意識することこそが
小さな子どもにとっては大切なんじゃないかと思っています。

 

プラス、せっかく日本に生まれたんだから
日本の文化に沿った伝統行事とか、季節の行事とかと合わせて
もっともーっと、五感をフルに使うきっかけを作りたい。

 

そんな体験を提供し続けたいと思っています。

 


・・・

 


さて、2年生以上の今月の課題は『母の日』でした。(教室は母の日の3日前でした。)

普段から、作品ができると「これママにあげよー♡」という子が多いのですが
今月はそれぞれ思い思いに作った折り紙に香りをつけて渡すことにしました。

 

わたしの受け持ち時間は、手さえ動かせばどんなにお話ししてもいいのですが
今月の話題の中心は月末に迫ってきた運動会に。

 

今2年生で頑張っている子のお姉ちゃんは、やっぱりずっとアロマの講座に出ていてくれたのだけど、6年の時は応援団長でそれはそれはかっこよかったんだよー!とか、

 

〇〇ちゃんはダンスを習ってるから上手なんだよーという女の子に、でもあなたはダンス習ってなくたって、去年誰よりもいい笑顔で踊ってたから、先生は誰よりもステキだと思ったよー!証拠だってあるよー!って写真を見せてあげたりとか

 

ソーラン節は裸足だから嫌だーとか

 

わたしは紅組だー、僕は白組だー

 

やれ私は何を踊る、踊るときは前から3番目の右から2番目だからその近くで観てくれーやらで大盛り上がり。

 

結局、お迎えの時間ギリギリまでかかってしまい、問題は母の日までどうやって隠すか。
そして、今まさに迎えに来ようとするママに見つからないようにするにはどうするか?と知恵をしぼる彼ら。


もぉね、可愛くてたまらないんですよ(*ノωノ)

 

結局、ソッコーでランドセルにしまう!というベタな解決法になるのもまた、可愛い。

 

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・・・


放課後の講座は申込参加制のため、どの講座も基本的に1回完結なのですが
アロマは毎年1月のお祭りにむけてチームを作っていくため
飽きさせないように、また、ここを子どもたちのホームのひとつにするように
いろいろな試みをしています。
そのおかげで95%以上がリピーター。
でも、比較的小さな学校のためみんな友達だから、初めて来てもすぐに仲間です。

 

そんな中、1年生からずっと来てくれていたけど、部活に入ってから姿を見せなくなった5年生の子がキラキラしてました。

 

穏やかで、面倒見がよくて、かわいい子だと思ってましたけど
久しぶりに来てもやっぱり動きが同じ。

 

久しぶりに来たっていう遠慮もないし、
でも5年生だからっていう出しゃばった感じもないし
何にも指示しなくてもさりげなく下級生のフォローをしてくれて
最後は片付けまで完璧にして、お辞儀をしてご挨拶までして帰っていきました。


そんな姿を見せられて、感動しないわけがありません。
じぃーーーーーん(´;ω;`)

 

それぞれに大きくなっていく姿
いろいろなことができるようになっていく過程
反抗期に突入する様子・・・

 

一人しか子どもがいないわたしに
沢山の子どもたちが、いろんな姿や成長の様子を見せてくれます。

 

子どもなんて・・・なんて言っちゃいけないとは思いますが
生意気で当たり前で、できなくて当たり前で、行儀が悪くて当たり前で
挨拶なんてできなくて当たり前で・・・
くらいに思っておかないと、先生なんてやってられませんww
(すみません、わたし教育者でないので、言いたい放題言います。自分の子には断じて許しません。)

 

言えばわかること。
ちゃんと具体的に指示すればできること。
大きくなって、年齢が追い付けば自然にできること。
愛情をかけられていることに気付けばできること。

 

できないことなんてなんにもない。

 

毎月毎月、小さな仲間たちと関わり合っていると
日々成長しかない彼らから教わることばかり。
励まされることばかり。

 

ボランティア講師なんていう肩書ではありますが
先生は、完全に彼らの方だと思います。

 

これからも自分の弱さに負けずに行こう。
夢は、叶えると決めたら必ず実現するんだから!

 

そんな、毎日です。

 

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離れて初めて見えたこと。15年来の仲間の言葉より

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メーカーの営業さんとイベントの打ち合わせをしているところへ

元スタッフが10年近くぶりにやってきました。

その営業さんも知っている顏だったので、懐かしくて3人でキャーキャー言って盛り上がり、その後、営業の彼は気を利かせ早々に打ち合わせを切り上げて退店してくれました。

お店が移転したことはサイトを見て知っていたけど、実際に来るのは初めて。
すっかり変わってしまった八事の街を見下ろしながら、会えなかった間を埋めるようにいろいろな話を…。するつもりだったのですが、彼女の第一声は「すみません(´;ω;`)」
でした。

さすがに受講生時代も合わせ20年近くこの店に出入りしていると、出逢ったスタッフの数は数十人。
いろんな人がいて、いろんなことがあって、いろんな事情があって退職していきました。
彼女はたしか家庭の事情で退職されて、その後数年のうちに落ち着いたので自宅で開業したはず。たしかその応援もしたはず。
ところが付き合いがあったのはこのころまでで、ブログやウェブサイトもわたしのネットパトロールに引っかからなくなり、どうしているのかな?とは思っていました。

「すみません…本当にすみません。」

長いこと顔を出さなかったことを申し訳ない申し訳ないと詫びる彼女。

一旦離れると、自分を受け入れてもらえるのかどうか不安になるということは、受講生からよく聞く言葉です。
全然そんな心配いらないんだけどな~。物覚えは良くないけど、一旦記憶したことは忘れない方なのでw
そして、何より嬉しいのは、もう一度来てくれたことなので、何年ぶりでも全く問題ないよ~(*^^*)


・・・

今思えばあの頃(自宅開業した当時)は、視野がむちゃくちゃ狭くなっていて、自分がなにをしたいのか、なにが大切なのかが分からなくなっていました。

必要以上に自分を大きく見せようとしてばかりで、いろいろなことに手を出して
自信のなさを隠すことに必死でした。
本当に恥ずかしいです。

いろいろあって、一旦はアロマのアの字もない生活をして、初めてそのことに気づきました。

・・・


どうして、またここに戻ってこようと思ったの?
という私の問いに対する答えは
「一時期、頼まれてしていた講座の受講生さんが私のことを覚えていてくれて、質問をいただいたからです。自分の答えに自信がなくて…。その時に思い出したのが、自分が生徒だった時に何でも答えてくれた先生のことでした。」


アロマがOLのお稽古として大流行するほんの少し前に一人で学び始めたわたしには、同期というか、いわゆるアロマの友達という存在がいません。
そんな中で、出産・子育てをしながら長くスクールに通っていた彼女は、当時のスクールのことも、古いスタッフのことも、若かった先生のことも知っている大事な仲間です。

わたしはスクールに残って講師になり、今の活動があります。
でも、スクールに残らない選択をして独立開業した彼女が羨ましかったのも事実。

どの道を選び、どの道を進んで、どんな未来を創るかはそれぞれだし
どれも正解です。

悔やむ必要なんてないよ。
でも、どんな事情があって、何回離れても
それを失敗としてくじけず、家庭を言い訳にせず
何度もやり直そうとする彼女は
また改めて輝いて見えました。


自然体、とか、等身大・・・なんて表現がありますが
そんなナチュラルなだけで人は振り向いてくれないことも知っています。

「必要以上に自分を大きく見せようとすることに必死だった」
という言葉は本心だと思います。
また、そういう時代だったし。

でも、キラキラが表面的なものなのか
内なる輝きなのかは、見続けていれば必ずわかります。


「離れて初めて分かった」

と彼女は言ったけど
わたしは、この世界を一瞬たりとも離れたことがありません。
それこそいろんな事情で、産休も育休もなかったし(笑)、仕事をしていなくたって
精油との関りがない生活は、もはや私には生きる価値がないのと同等なので。

だから、ひょっとしたらわたしには、見えていないことが沢山あるのかもしれない。

けど、離れなくても俯瞰してみることはできる。
そのために、アロマ屋とは全く関係ない仕事を山のようにしていますから(笑)


わたしは、プロのアロマセラピストになりたくてこの世界に入った訳ではありません。
知りたいことを、興味の赴くままに学び続け、精油を使い続け、考え続けた結果、こうなってしまった・・・というのが正しくて。
大好きだったかというと、そうでもないし(笑)
得意だったかというと、もっとそうでもないし(笑)

でも、この先もたぶんきっとずっと、この道を進み続けるのだろうと思います。
ただ単に、この道を究めたいわけじゃない。
けど、このツールを使って、実現したいことができたから。
創りたい未来ができたから。

長く続けていくうちに、そんなこともある。
彼女もきっと、そうなんじゃないかな・・・と思いました。

使命とか、天命とか、天職・・・なんて人は言うけど
そんな大それたものではなくて
たまたま、わたしの場合はこれだった。
それだけなのではないかな、なんて思います。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

《香りで人と空間を調える パーソナルアロマケア Tsumugi》

 

メディカルアロマセラピストとして15年の活動の後、エネルギーケアを専門に。
これまで5000件以上のセッションやご相談を承る中で気付かされたのは
『最も大切なことは調和である』ということでした。
 
身体の調和と心の調和はともに引き上げ合い
心の調和と肌の調和もともに引き上げ合い
また、環境の調和は精神の調和に繋がります。
 
闇雲に『上げる・高める』よりも、まずは同じ調子に調え、常にいつでも戻ることができるフラットな状態、『基準』を明らかにすることが先決です。
 
そしてそこから、いかに飛躍していくかをデザインし、体調、メンタルを『香り』を使ってケアして行きます。

制作・セッションに関するご相談・お問合せ・お見積りはお気軽にどうぞ(*^^*)


FB  /maiko.suyama.aroma
紬FB /tsumugi.yuika
mail tsumugi.yuika@gmail.com

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つまるところ、人は最も最短で効果が見込めるものが欲しい。

『お部屋のいい香り屋さん』でなくて、ガチガチのメディカルアロマ屋さん(薬局のような感じを想像していただくとわかりやすいかと思います)には、いろいろな悩みを抱えた方がいらっしゃいます。
 

ただ単に、誰かに話を聞いてほしいだけの駆け込み寺的に立ち寄ってくださる方も歓迎ですが、やっぱり、自分の心身を立て直すためのツールとして、アロマを使いたいと思われて相談に来られる方には、できる限りのご提案をして差し上げたい。
 

ところがです。
せっかく、目の前に「あなたのためにベストを尽くす気満々」のアドバイザーがいるのにもかかわらず
 
・本に書いてあった
・ネットで調べてきた
・友人でアロマを習ってる人にいわれた
 
からと言って、なにがなんでも「ラベンダー」を買おうとする人がなんと多いことか。。。

いや、ラベンダーは単なる例なのですがw
 

・・・
 

多くは話したくない人
そもそも、他人と話したくない人
時間のない人
何で悩んでいるのかわからないけど
漠然とした不安感に襲われている人…
 

短い会話の中から
できる限りの情報をひろって
少しずつ、今その方の助けになるだろうと思われる精油をさぐっていく工程は
全部わたしの中にストックされていき様々な活動を支えてくれています。
 

だから、感謝の気持ちをこめて
その時のベストを尽くしたい。
 

むしろ、精油は限られた資源なので、むやみやたらに売りつけるようなアホが極まることはできませんww
 

必要なものが、必要な人にきちんと届くように。
 

情報もそう。右や左やうわべだけに偏った情報を消費者が鵜呑みにするしかない時代は早々に終わりを告げなければいけません。
 

自分で選ぶ力とは、情報に踊らされることではなくて
良い情報を見極めること。
そのためには、感性をみがくこと。
 

感性をみがくには、「慣れた場所」ではなくて「本当に心地よい場所」に身を置くこと。
エネルギーの流れを滞らせないこと。
 

(ときどき、とっ散らかった部屋が心地いいという人がいますが、それは単なる「慣れ」ですww)
 

そのためには……あとは自分で考えよーww
 

という訳で、ご自身や身の回りの方へ、本当の香り選びをされたい方はいつでもご連絡くーださいっ♡

 

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