香水は好きじゃない・・・!?
「香水は苦手です。キツイにおいは好きじゃないので…」
フレグランスデザイナーという肩書は
あまりにも誤解を受けやすい(笑)
同じように『香水』という名前も
非常に誤解を受けやすいものです。
ここで、『香水』の定義を述べておきますと
賦香率25%以上…つまり
液体全体のうち、4分の1以上が香料で
あとの残りはアルコールとほんの少しの水。
濃度が濃いぶんだけ
つけ始めよりも、残り香を愛でる性質の高いものです。
すれ違っただけで、残り香が頭痛がするほどプンプン香る方って
たまにいらっしゃいますよね。
あれは、香水の芸術性を全く理解されておらず
粋なつけ方とは言えません。
そんな、残り香おばちゃんのせいで
『香水』すべてを毛嫌いすることなかれ。
紬の提供するフレグランスは
使う方の波動を整える、サポート・ケア重視の製品です。
全面的に主張するというよりは
すれ違った時に、ちらっと振り返る程度に
ほのかに香らせるのが、もっともいい使い方。
素材の味を損なわず
つける方とフレグランスが一体になれるような調香を
心がけております。
香りを味方につけると
物事のスピード感が格段に速くなる。
明日はそのあたりのことを書いてみようかと思います。